固定費を見直すと、
「毎月数千円〜数万円、余裕ができた」
という人は多いです。
ところが次に出てくるのが、
「このお金、どう使えばいいの?」
という不安です。
ここを間違えると、せっかくの見直し効果が薄れてしまいます。
浮いたお金でやりがちな不安行動
50代に多いのが、次のような使い方です。
・とりあえず使わず貯金に回すが、目的がない
・不安になり、全部を老後資金として凍結する
・逆に「浮いたからいいか」と浪費してしまう
どれも極端になると、安心感は生まれません。
大切なのは「役割」を決めること
浮いたお金は、
目的を分けて使うことで不安が減ります。
おすすめは次の3分けです。
① 将来の安心用
老後資金・予備費として
「使わない前提」のお金。
② 今の生活を整える用
健康・学び・生活の質を上げるためのお金。
③ 楽しみ用
無理のない範囲で
「使っていい」と決めるお金。
すべてを貯める必要はありません。
50代は「今」と「先」のバランスが重要
20代・30代のように
将来だけを見て我慢し続ける時期ではありません。
一方で、
将来を無視して使い切る年代でもありません。
・安心が増える使い方か
・生活が少し楽になるか
この視点で考えると、使い道が見えてきます。
浮いたお金は「安心を育てる材料」
固定費を下げて生まれたお金は、
節約の成果ではなく余白です。
・心に余裕を作る
・生活の質を整える
・老後への不安を小さくする
そのために使ってこそ意味があります。
まとめ
浮いたお金をどう使うかで、
50代以降の安心感は大きく変わります。
「全部貯める」でも
「全部使う」でもなく、
自分なりの配分を決めること。
それが、固定費見直しを
本当に価値あるものにする考え方です。


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